height
heightプロパティは、ブロックレベル要素と置換要素(img要素とかtextarea要素など)が生成するボックスの内容領域の幅を指定します。
このプロパティを非置換インライン要素(strong要素とかspan要素など)に指定した場合は無視されます。
通常、ボックスの高さを固定するのに使いますが、IE6においては、heightプロパティの指定が有った場合でもmin-heightプロパティと似たような動きをしたり、それを利用したバグ対策などにも使われます。
- 対応ブラウザ
-
プロパティの解説
- 値
- <長さ>|<パーセント>|auto|inherit
- 初期値
- auto
- 適用される要素
- 全ての要素(非置換インライン要素及びテーブルの列・列グループ要素は除く)
- 継承
- しません
- パーセント値
- 包含ブロックの高さに対する割合
- メディア
- visual
値の解説
- <長さ>
- 高さを長さの単位で指定します(120pxとか)。尚、マイナス値は不正です。
- <パーセント>
-
包含ブロックの高さに対する割合を指定します。
包含ブロックの高さが明示されていない場合で、内容領域の高さに依存しているとauto
として解釈されます。尚、マイナス値は不正です。 - auto
- 要素やボックスの種類、関連するプロパティの値によって異なります。
heightのサンプル
div.item {
height: 150px;
margin: 20px;
padding: 15px;
border: 5px solid #ccc;
}
<div class="item">
<p>
heightプロパティが指定されていると、高さが固定されます。<br />
指定した高さからはみ出した部分の表示方法はoverflowプロパティで指定します。
</p>
</div>
内容に関わらず150pxの高さでボックスが表示されます。
内容領域の高さのため、marginプロパティやpaddingプロパティ、borderプロパティの影響は受けません。
- サンプルのブラウザ上の表示
-
heightプロパティが指定されていると、高さが固定されます。
指定した高さからはみ出した部分の表示方法はoverflowプロパティで指定します。