text-decoration
text-decorationプロパティは、テキストに下線を引いたり上線引いたりといった装飾をするためのプロパティです。
主に、リンクテキストの下線を消したい場合に使っているケースが多いと思います。
リンクテキストの下線を消す事自体は、あまり問題になりませんが、下線を消すのと同時にテキストと同一色や近似色を使ってしまうと何処にリンクが有るのか分からなくなり、使い方によってはSEOスパムに該当する可能性もあるため、デザイン的にキレイじゃない等の理由で消して色を変える事は非常によくありません。
その逆に、強調したテキストなどにアンダーラインを使ったりすると、リンクだと思ってクリックしてしまう可能性もあるので使い方には注意しましょう。
- 対応ブラウザ
-
プロパティの解説
- 値
- none|[ underline || overline || line-through || blink ]|inherit
- 初期値
- auto
- 適用される要素
- すべての要素
- 継承
- しません。尚、該当ボックスの子孫にも影響します
- パーセント値
- N/A
- メディア
- visual
線の色は、colorプロパティの値になります。
値の解説
- none
- テキストに装飾をしません
- underline
- テキストに下線を引きます。
- overline
- テキストに上線を引きます。
- line-through
- テキストに取り消し線を引きます。
- blink
-
テキストを点滅させます。
ただし、UA(ブラウザなど)はこの値をサポートする必要は無いとなってます。
値のnone
とinherit
以外は半角スペースなどの空白類文字で複数指定する事もできます。
text-decorationのサンプル
p {
margin: 10px 20px 35px;
font-size: 125%;
}
p.sample01 {
text-decoration: underline;
}
p.sample02 {
text-decoration: overline;
}
p.sample03 {
text-decoration: line-through;
}
p.sample04 {
text-decoration: blink;
}
p.sample05 {
text-decoration: overline underline;
}
<p class="sample01">
(略)<a href="">(略)</a>(略)
</p>
このサンプルを今見ているブラウザで表示すると以下のようになります。
- サンプルのブラウザ上の表示
-
underline 色んな線が引けるtext-decorationプロパティのサンプルです。
overline 色んな線が引けるtext-decorationプロパティのサンプルです。
line-through 色んな線が引けるtext-decorationプロパティのサンプルです。
blink 色んな線が引けるtext-decorationプロパティのサンプルです。
underline & overline 色んな線が引けるtext-decorationプロパティのサンプルです。